2013年02月08日
vol.01 deepNow/浜松出身バンド、世界的ステージへ
えー、ここは静岡に関係のある音楽を紹介するコラムです。「マウンテンミュージック」なぞと掲げてはいるものの、ワタクシはただの音楽好きなので、「意味わかんないコト言ってらあ!」と思われても大目にみてくださいね!
そんな僕ですが、夏に行われる「FUJI ROCK FESTIVAL」へ遊びにいくことを、20歳の頃から毎年の楽しみに生活をしております。静岡ですと、なかなか海外アーティストを観る機会がありませんからね。
「FUJI ROCK FESTIVAL」を簡単に紹介すると、真夏の苗場スキー場を会場とした国内最大級のロックフェス。所謂「音楽フェス」の日本での走りとなったイベントで、国内外のアーティストが大小様々なステージで3日間、音を出し続けています。そんな「FUJI ROCK FESTIVAL」での楽しみのひとつに、場外に設置された新人ステージ「Rookie a go-go」があります。
このステージには、過去に「くるり」「Asian Kung-fu Generation」「The Bawdies」などが出演していて、その後の音楽シーンでの活躍はご存知の通り。つまり新人アーティストの「登竜門」的なステージなワケです。「もしかしたらココで観たアーティストが10年後にメインステージのヘッドライナーになったりしてっ!」と思いながら観るのもオモシロいですよ。
そんな新人ステージ「Rookie a gogo」に、なんと! 昨年、浜松出身の3ピース・ロックバンド「deepNow」が出演しました! と、いうことで、第1回の今回は、この「deepNow」というバンドを、FUJI ROCK FESTIVALでの様子と合わせてご紹介します。メンバー全員が今年20歳というこのバンドが「FUJI ROCK FESTIVAL ’12」「Rising Sun Rock Festival 2012 in EZO」の新人ステージへ出演決定というビッグニュースが発表された当時、県内のインディーロックシーン好きの間で話題になりました。

deepNow
彼らの出演時間は「FUJI ROCK」最終日の深夜0時ということで人の入りもイマイチでしたが、The Stone Rosesの『Begging You』をSEに「静岡からきました!」という挨拶ではじまったステージは、なんだかとても新鮮でした。例え新人ステージでも県内のアーティストが、全国的、世界的なフェスで戦っているのは誇らしいですね。
deepNowの特徴は、クラシック・ロックを思わせるエッジーで重いギターリフと、曲展開の多さ。曲中に自然と変拍子をいれていて、そこらへんも楽しめるんじゃないでしょうか。ただ、今のところ唯一の音源「Soapbox」に録音されているのは、ほぼ全編「インディーらしい」ギター・ロックで、ライブでの印象とはかなり異なります。僭越ながら、このアルバムでは彼らの魅力はあまり伝わらないんじゃないかなあ。
そのアルバムの中でも、現在のバンドのスタンダードになっているスタイルの曲が以下。
deepNow 「自己解決出来ない少年A」
こういう「踊らせない」曲展開が彼らの個性だと思います。「踊らせる至上主義」になってる最近のシーンは個人的に食傷気味だったんで、こういう姿勢がかっこいいです! ライブでやっていた「Jack in the Box」「Light your Fire」なんかがアクがあって好みでした。YouTubeにUPされているので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
こんなカンジで毎回、県内出身のアーティストを紹介していきます。「使う言葉や食事に県民性がでるんだから、音楽にも県民性があってもいいハズ!」という思いで、静岡発の音楽を探ることがテーマです。というワケで1年の間、よろしくお願いします。

ステージ横に飾られたバンド紹介のバナー。
メンバー直筆のメッセージからは静岡愛を感じます
そんな僕ですが、夏に行われる「FUJI ROCK FESTIVAL」へ遊びにいくことを、20歳の頃から毎年の楽しみに生活をしております。静岡ですと、なかなか海外アーティストを観る機会がありませんからね。
「FUJI ROCK FESTIVAL」を簡単に紹介すると、真夏の苗場スキー場を会場とした国内最大級のロックフェス。所謂「音楽フェス」の日本での走りとなったイベントで、国内外のアーティストが大小様々なステージで3日間、音を出し続けています。そんな「FUJI ROCK FESTIVAL」での楽しみのひとつに、場外に設置された新人ステージ「Rookie a go-go」があります。
このステージには、過去に「くるり」「Asian Kung-fu Generation」「The Bawdies」などが出演していて、その後の音楽シーンでの活躍はご存知の通り。つまり新人アーティストの「登竜門」的なステージなワケです。「もしかしたらココで観たアーティストが10年後にメインステージのヘッドライナーになったりしてっ!」と思いながら観るのもオモシロいですよ。
そんな新人ステージ「Rookie a gogo」に、なんと! 昨年、浜松出身の3ピース・ロックバンド「deepNow」が出演しました! と、いうことで、第1回の今回は、この「deepNow」というバンドを、FUJI ROCK FESTIVALでの様子と合わせてご紹介します。メンバー全員が今年20歳というこのバンドが「FUJI ROCK FESTIVAL ’12」「Rising Sun Rock Festival 2012 in EZO」の新人ステージへ出演決定というビッグニュースが発表された当時、県内のインディーロックシーン好きの間で話題になりました。

deepNow
彼らの出演時間は「FUJI ROCK」最終日の深夜0時ということで人の入りもイマイチでしたが、The Stone Rosesの『Begging You』をSEに「静岡からきました!」という挨拶ではじまったステージは、なんだかとても新鮮でした。例え新人ステージでも県内のアーティストが、全国的、世界的なフェスで戦っているのは誇らしいですね。
deepNowの特徴は、クラシック・ロックを思わせるエッジーで重いギターリフと、曲展開の多さ。曲中に自然と変拍子をいれていて、そこらへんも楽しめるんじゃないでしょうか。ただ、今のところ唯一の音源「Soapbox」に録音されているのは、ほぼ全編「インディーらしい」ギター・ロックで、ライブでの印象とはかなり異なります。僭越ながら、このアルバムでは彼らの魅力はあまり伝わらないんじゃないかなあ。
そのアルバムの中でも、現在のバンドのスタンダードになっているスタイルの曲が以下。
deepNow 「自己解決出来ない少年A」
こういう「踊らせない」曲展開が彼らの個性だと思います。「踊らせる至上主義」になってる最近のシーンは個人的に食傷気味だったんで、こういう姿勢がかっこいいです! ライブでやっていた「Jack in the Box」「Light your Fire」なんかがアクがあって好みでした。YouTubeにUPされているので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
こんなカンジで毎回、県内出身のアーティストを紹介していきます。「使う言葉や食事に県民性がでるんだから、音楽にも県民性があってもいいハズ!」という思いで、静岡発の音楽を探ることがテーマです。というワケで1年の間、よろしくお願いします。
ステージ横に飾られたバンド紹介のバナー。
メンバー直筆のメッセージからは静岡愛を感じます
Posted by 日刊いーしず at 12:00